各国の特徴・各国経済の特徴

Hello! Morrieです^ ^

 

今日は、為替相場の動きに嫌でも絡んでくる世界中の国の経済的特徴について書こうかと思います。この知識があるだけでも相場が荒れている時に安易に取引しなくなりますし、逆に経済状態が安定している時などを見定めてチャートを見ることができるようになります。

では、書いていきますね^ - ^

 

①イギリス

イギリスは先進国の中で突出した資源国です。イギリス北部の海域に北海油田を、ロンドン郊外にも巨大な油田を備え、GDPのおよそ10%を石油や天然ガスなどのエネルギー製品が占めています。

またロンドンは、世界屈指の金融街であり、世界トップクラスの外国為替取引量を誇っています。かつて「大英帝国」と謳われた圧倒的な存在感は薄れ、世界の基軸通貨だったポンドも米ドルにその座を奪われてしまいましたが、欧州圏で優れた経済力を誇る国家であることに変わりはありません。

しかし、イギリス経済は今、大きな歴史的転換点を迎えようとしています。移民・難民問題を初めとしたEUの経済圧迫を不満に思う国民から独立の声が上がり、2016年6月下旬に実施された国民投票で遂に英国のEU離脱が決定しました。EUの恩恵を失い、国内でもスコットランド独立問題で揺れる英国の政治・経済情勢は極めて先行き不透明です。ポンド円も140円前後を低迷しており、今後の経済発展を危ぶむ声も少なくありません。

 

 

南アフリカ

南アフリカ共和国は、アフリカ大陸の最南端に位置している国家です。アフリカと言えば砂漠の広がるワイルドなエリアと思われがちですが、南アフリカは優れた経済成長を誇る近代国家であり、近い将来中国に匹敵するほどの労働市場に発展するのではないかとの声も上がっています。

鉱工業に長け、特に世界でも上位の産出力量を持つ金が先進諸国との貿易品となっています。そして金融分野では、南アフリカランドが高金利通貨として投資家の関心を集めています。物価が高い分、政策金利も高く設定されており、南アフリカランド保有しているだけで1日に100円以上のスワップポイントを受け取ることのできる魅力があります。

ただし、南アフリカランド原油安などのエネルギー価格の変動を受けやすく、周辺諸国の政治・経済情勢が悪化すると急激に売られてしまう欠点もあります。値動きが不安定ゆえに投資が難しく、もし保有するならしっかり今後の動向を注視する必要があります。

 

 

今回はとりあえず、イギリスと南アフリカの二カ国について記事を書きました。どちらの国も大きな特徴があり面白いですね。個人的には外貨を買うとしたら間違いなく南アフリカですね。ポンドは熟している通貨ですし、南アフリカの不安定さも今後の成長を考えると微々たるものなのかなという印象です。

私自身バイナリーオプション南アフリカランドを扱うときはありませんが、きちんと扱わない通貨の情報も理解しておいた時に、南アフリカの相場が荒れた時にどこの国が影響が受けるかを考えることができます。皆さんも是非頭に入れておきましょうね^ - ^

 

では今日はこの辺で。明日も今回の続きで違う国について記事を書きますね^ ^

See you!